東証グロース上場のクラウドファンディング事業J社~業績予想を大幅下方修正|特別情報
昨年12月、東証グロース市場に上場したばかりの当社だが、6月12日、令和8年10月期の最終損益見通しを従来の黒字予想から一転して9億90百万円の赤字に下方修正した。売上高も従来予想から半減する。国内のスタートアップの投資環境が急速に冷え込み、ベンチャーキャピタルを中心とした法人が出資を抑制するなどの外部環境の影響を大きく受けたとしている。生成AIや半導体などの特定セクターに資金が集中したが、それ以外のスタートアップへの投資基準は厳格化したと分析する。損益面については売上減に加えて、第2四半期に繰延税金資産を取り崩し、同額を法人税等調整額に計上することも赤字幅拡大の原因とした。併せて、役員報酬の減額も実施する。個人投資家向けに未上場企業を主な投資対象とした株式投資型クラウドファンディングサービスと、特定投資家や法人向けのサービス等を提供しており、累計成約額は約200億円と株式投資型では国内最大規模を誇る。自社プラットフォーム上でスタートアップ企業を中心とした未上場株式へ投資できる機会を提供しており、スタートアップ企業も資金を調達できるメリットがあるとして、同サービスを活用している。TVCMなどメディアへの露出を積極的に行ったことで個人投資家を取り込み、令和7年10月期の売上高は25億01百万円と過去最高を更新した。増収効果により黒字に転換し、冒頭のとおり同年12月に東証グロース市場に上場を果たした。8年同期は業績予想を期首の時点で売上高38億92百万円、営業利益11億32百万円、経常利益11億31百万円、当期純利益11億47百万円に設定した。しかし、中間期時点で特定投資家や法人が出資を控えたことなどで売上高は前年同期比9.9%減となり、営業損益以下は赤字に転落した。このような状況下で冒頭のとおり通期予想を下方修正した。売上高は従来予想の38億92百万円から18億円と期首予想比で53.8%減とし、営業・経常・最終損益は従来の黒字予想から一転して赤字転落が見込まれ、最終赤字は10億円弱となる。下方修正を受けて、代表取締役CEOのX氏と同COOのY氏は6月から10月まで5か月間の月額報酬を15%減額する。今後の方針として・・・
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