東証プライム上場の住宅メーカーA社~配当“大盤振る舞い”見直しで株価急落|特別情報
4月10日に第3四半期決算を発表するとともに、期末配当予想を196円から125円へ引き下げた。週明け13日の株価は大きく下落し、終値は前週末比▲10.0%となった。14日はさらに▲4.1%下げた。令和7年6月~8年2月期(9カ月間)の営業損益は33億7,500万円の赤字。前年同期より赤字幅は15億6,400万円縮小した。通期予想は47億円の黒字(前期比14.3%増)で、1月に期首公表の93億円から下方修正済みだ。いまのタイミングで減配を決めた理由について当社は「事業基盤の立て直し及び中長期的な成長に向けた投資とのバランスを総合的に勘案するとともに、不透明な社会情勢や事業環境等も踏まえ」たと説明した。当社の発行済み株式数(自己株式除く)は2,898万株余りで従来予想の1株196円(前期比1円増)の配当をするためには56億8,100万円ものキャッシュが必要になる。今期の最終利益予想は13億5,000万円のため、配当性向(予想)は420.9%と異常な高水準だった。修正後の125円でも268.4%と高い。東証プライム上場企業の配当性向の平均値は40%弱である。イラン情勢を受けてすでに一部の住宅資材メーカーが生産調整や受注停止に踏み切るなど、経営環境は急速に悪化しており、現金を残しておく必要に迫られ軌道修正したとみられる。また、配当以前に、下方修正したとはいえ業績予想の達成にもハードルがある。前述の第3四半期までの営業赤字額と通期予想の黒字額から逆算すると第4四半期の3カ月間で80億7,500万円の営業利益目標が課せられていることになる。当社はもともと収益が第4四半期に偏る構造ではあるが・・・
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