東証スタンダード上場のログハウスメーカーQ社~業績予想を下方修正、連続赤字へ|特別情報
10月14日、令和8年3月期の業績について従来の黒字予想から一転して5億60百万円の最終赤字に下方修正した。また、同日付で大手ハウスメーカーX社との資本業務提携を公表し同月17日、個人株主3名より当社の普通株式を譲り受けたX社が筆頭株主(議決権割合14.01%)に躍り出た。当社はコロナ禍以降の販売不振により厳しい事業環境が続いたなか、6年同期は代官山のモデルハウスをはじめとした社有不動産の売却益が寄与し、21億円の最終利益を計上した。しかし、7年同期は3期連続減収となり、損益面についても営業人員の不足による顧客対応ロスや、新商品の現物モデルハウスの不足などで契約棟数が減少し、最終損益は赤字に転落した。営業・経常損益に関しては同期まで5期連続の赤字が続いている。このような状況下、冒頭のとおり期首に公表した通期業績予想を下方修正した。第1四半期の商品施策が弱く新規契約の獲得に大幅な遅れが生じたことに加えて、建築基準法の改正に伴う確認申請の許可長期化により着工や部材調達に遅れが生じている。そのため売上予想は123億円から117億円へ減少し、営業・経常損益は従来の黒字予想から一転して4億円前後の赤字転落の見通しとした。最終損益も当初20百万円を見込んでいたが、5億60百万円の最終赤字へ下方修正した。テコ入れ策として…
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