海商(株)|大阪府大阪市中央区
【業種】
鮮魚・加工物販売
【倒産形態】
破産手続開始申立準備
【負債総額】
10億4,837万円(6/8期末)

8月29日までに事業を停止し、事後処理を浜田雄久弁護士(弁護士法人なにわ共同法律事務所、大阪市北区西天満2-3-15 千都ビル2階、TEL 06-6363-2191)ほか2名に一任、破産手続開始申立の準備に入った。負債総額は令和6年8月期末時点で10億4,837万円。
平成6年5月に現代表が高島屋大阪店※の鮮魚店の運営を引き継ぐ形で創業。(株)活魚黒門として法人化した。平成26年ごろに魚介の煮つけや塩焼きなどの加工品「海商のやわらかシリーズ」の開発に着手。贈答品としてギフト事業に進出するほか、介護食品としても人気を博し、平成31年2月期には11億円を超える売上高を誇っていた。
しかし、新型コロナウイルス蔓延に伴う行動規制等により百貨店での対面販売が困難となり業況が一変。令和3年8月期(決算月変更)の売上高は10億円に低下していた。状況を打破するため、日本公庫のスタートアップ支援資金を取得するほか、大阪府の伴走支援対象事業に採択されメディアへの露出で積極的な営業展開を実施。しかし思うような効果は得られないうえに、魚価の価格高騰により利益面は低調な推移となっていた。金融機関に対し返済猶予などの支援で資金繰りを維持していたものの、限界に達し今般の措置を選択した。
(※「高」と表記しておりますが、正しくは「はしごだか」です)
法人番号 | 3120001129666 |
業種 | 鮮魚・加工物販売 |
倒産形態 | 破産手続開始申立準備 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区日本橋2-1-22 |
設立 | 平成20年3月 |
創業 | 平成6年5月 |
代表者 | 高橋宏和※ |
資本金 | 6,005万円 |
負債総額 | 10億4,837万円(6/8期末) |