東証スタンダード上場のネット通販D社~“クーデター”成功の舞台裏|特別情報
4月24日に開かれた当社の定時株主総会は始まってほどなく株主から議長交代の「動議」が出て採決が行われ、集計のため休憩したところ、再開直後に議長のX取締役(社長候補)が一方的に「閉会」を宣言した。これに動議を出したY氏が抗議し、そのまま自らが議長として議事を進め、取締役の選任議案(第2号議案)を原案から全面的に修正したうえで可決したというのが総会で起きたことだった。Y議長のもとで取締役に選任されたのはZ氏(新任)、U氏(再任)、V氏(新任)、W氏(同)の4名で、このうち代表にはZ氏が選定されたとする登記を法務局に申請したところ、閉会を宣言した側の経営陣は東京地裁に4名の「地位不存在」を確認する仮処分命令を求める事態となり、登記手続きがストップしていた。7月3日に東京地裁は旧経営陣の訴えを退ける決定を出し、このほど旧経営陣3人の取締役退任と、Z氏をトップとする新経営陣の就任が登記された。あわせて旧経営陣はオフィスの占拠をやめて新経営陣に明け渡した。こうした経緯については、7月7日に新経営陣からリリースされた。小社ではこのほど…
続きを読むには特別情報の会員申込みが必要です。
詳細は小社までお問合せください
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。

実は東京経済の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。
無料お知らせメール登録
債権・動産譲渡登記リスト、問合せ集中ランキング、特別情報が更新されたことをお知らせするメールサービスを実施しております。 メールサービスの登録は無料です。お気軽にお申込み下さい。