2024年10月9日 公開
東証スタンダード上場の映像制作E社~アクティビストによる買収提案|特別情報
シンガポールに拠点を置くアクティビストファンドのX社が当社に買収提案を行っている。外国映画の日本語吹替えを目的に設立されたもので、CM制作を手掛ける広告プロダクション事業、映画・番組や外国映画・テレビの日本語版制作を行うコンテンツプロダクション事業、BS・CSチャンネルの運営などを手掛けるメディア事業が3本柱となっている。X社が最初に当社株式を取得したのは令和5年3月のことで、同年5月に提出された変更報告書で保有目的を「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」に変更した。当社は同年9月に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を公表し、6年1月に希望退職者の募集を、2月には中期経営計画を発表して経営改善に向けた姿勢を示した。一方、X社は同月中に独自の「企業価値向上策」を発表し、コア事業の収益性の向上、新規事業による成長の実現、過剰資本の解消、ガバナンス体制の整備の4つの提案をしてきた。これに対して当社は、「指摘の内容の中には一致している点もある」としながらも、「認識等が相当程度異なる点もある」と、やんわりと拒否した。6月にX社が・・・
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