東証スタンダード上場のプラスチック部品メーカーH社~大赤字で「継続企業の前提に重要事象等」を記載|特別情報
中国子会社の業績低迷から令和8年3月期決算は4億41百万円の営業赤字および営業CFが4億30百万円のマイナスとなり、継続企業の前提に関する重要事象等を記載した。合成樹脂製品関連事業を主力に物流機器事業、EV関連事業を手掛けるが、このうち合成樹脂事業が売上の8割を占めている。地域別には日本国内が40%強、中国が50%弱、フィリピンが10%程度となっている。かつては白物家電向けに業績を伸ばしたが、取引先の生産拠点の海外移転などで縮小していった。OA機器や住設機器、日用品向けも一時は当社の業績に貢献したものの、家電向けと同様の理由から業績は下降線をたどるようになり、売上はリーマン・ショックを機に200億円を割り込むようになった。平成29年には自動車向けの樹脂製造会社を買収して自動車産業向けにも参入したが軌道に乗らず、令和3年に同社を売却した。こうした中、4年に中国資本のX社から資本業務提携の話を持ち掛けられ、新たな事業の柱を必要としていた当社はX社との資本業務提携を締結することとなった。X社は7年9月末で当社株式を議決権ベースで27.1%保有しているが、契約に際して33.3%以上を保有しないことで合意していることから、経営権を握られることはないとしている。こうしてX社との協働がスタートしたが、8年3月期の業績は大幅減収に加え赤字額も増えている。売上減の最大の原因は・・・
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