東証グロース上場の販促・ブランディング支援J社~監査法人が意見不表明|特別情報
すでに8月14日付で前期の決算短信を開示し、結果は3期連続赤字となったが、8月26日付で計算書類及びその付属明細書並びに連結計算書類に関し、会計監査人の監査法人より会社法に基づく監査について監査意見を表明しない旨の監査報告書を受領した。8月15日付で代表が交代したばかり。事態は混迷を極めている。令和6年6月期は主力事業で大型案件の受注や新規案件の獲得が減少し、大幅赤字となり14億円の債務超過に転落。当面の資金繰りにも懸念が生じ、継続企業の前提に関する注記をおこなった。昨年5月に発行していた第7回新株予約権は株価の低迷で思うように資金調達が進まなかった経緯がある。すでに銀行借入は困難とみて、今年1月に社長に就任したX氏の個人会社を引受先として第三者割当増資総額9億円、ならびに第8回新株予約権(1,500万株分:22億5,000万円)を発行した。新株予約権の割当先には、X氏を紹介したY社の関係者らも並ぶ。Y社は3年ほど前に東証グロース上場のZ社の経営権取得に動き、対立のすえ現在Z社の筆頭株主になり証券関係者に広く知られるようになった。前期の大幅な売上減少については、主力事業において人員面の大幅な見直しや、上記第8回新株予約権による調達資金に関してやはり株価低迷で行使が想定通り進まず当初予定した受注から大きく下振れしたことが影響した。新株予約権の大量行使などもあり債務超過は解消されたが、いまだGC注記も継続中だ。冒頭のとおり取締役から社長に昇格したU氏も…
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