東証スタンダード上場のフードデリバリーサービスH社~業績予想を下方修正、7期連続赤字へ|特別情報
7月15日、今期の業績予想を従来の黒字から一転して49億円の最終赤字に下方修正した。オーダー数や流通取引総額(GMV)が期初想定を下回る。この結果、7期連続赤字が確定的となった。国内最大級のフードデリバリーを運営している。タレントを起用したCMなどで知名度を高め、別表のとおり令和5年8月期の売上高は過去最高の514億円まで伸長した。しかし、6年同期は同業との競争に加えてコロナ禍が明けたことによるデリバリー需要の減退を受け減収に転じた。7年同期は期初予想の売上高530億円をこのほど395億円へ下方修正した。損益面については配送員へ支払う業務委託費用を含む売上原価が売上高の80%前後を占めるうえ、テレビCMや割引クーポンなどの広告・販促費が嵩んで赤字が続いている。アクティブユーザー数も5年8月末の657万人から6年同月末で542万人へ減少し、オーダー数も7,730万件から7,032万件まで減少するなど厳しい事業環境が続いている。過年度の赤字により6年同期の累積赤字額は156億円まで膨らんだが、それでも…
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