タッパーウェアブランズ・ジャパン(株)｜東京都千代田区

【業種】 保存用容器販売
【倒産形態】 破産手続開始決定
【負債総額】 38億6,525万円

---

6月11日、東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は澤野正明弁護士（シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビル、TEL 03-6212-5500）が選任された。負債総額は米関連会社からの借り入れを中心に、債権者約13人に対し約38億6,525万円。

プラスチック製保存容器の「タッパー」を開発した米国のタッパーウェア・ブランズ・コーポレーションの日本法人として、昭和38年4月に設立した保存容器販売業者。販売代理店を通じてデモンストレーターが商品を紹介するネットワークビジネスを採用し、平成12年12月期の売上高は過去最高となる250億円を計上していた。

その後は、同業他社との競争激化による需要減退などで平成27年12月期の売上高は20億9,355万円を計上したが、10億円を超える最終赤字を計上し債務超過に陥っていた。

以降もグループでの業績悪化が続くなか、令和6年9月、中核会社のタッパーウェア・ブランズ（米国フロリダ州オーランド市）が米連邦破産法11条（チャプター11）を申し立て、当社の動向が注目されていたが、グループの再編に伴い1月31日に実質的に事業を停止していた。

法人番号	8010401022956
業種	保存用容器販売
倒産形態	破産手続開始決定
所在地	東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル
設立	昭和38年4月
代表者	平嶺寿仁
資本金	4億5,000万円
負債総額	38億6,525万円