阪神管財(株)(旧商号・(株)オプト・システム)|京都府京田辺市
【業種】
半導体検査装置製造等
【倒産形態】
特別清算手続開始決定
【負債総額】
21億7,352万円(6/12)
特別情報大阪版(H26.10.6)などで既報。5月20日付で京都地裁より特別清算手続開始決定を受けた。負債総額は令和6年12月期時点で21億7,352万円。
昭和51年6月に東京都保谷市(現・西東京市)で佐藤電子の屋号で創業、(株)佐藤電子として法人化した。昭和62年11月に(株)オプト・システムに商号変更したのち、平成12年に京都府京田辺市に本社を移転した。発光ダイオード、レーザーダイオード等の半導体に関する検査装置製造および加工を主業務に、本社工場のほか京都府与謝郡、山形市、新潟県柏崎市に工場を配置していった。国内電機メーカーや自動車部品メーカーを得意先にピーク時の平成16年10月には43億6,784万円の売上高を計上していた。
しかし、その後は同業他社との競争による受注単価下落のほか、得意先の生産調整もあり、平成25年10月期の売上高は10億2,520万円まで落ち込み、最終損失7億0,581万円を計上して債務超過となった。業績回復と生産能力向上のため、積極的なM&Aを展開し5社を吸収合併するなど多額の投資を行った。ところが、投資に対する受注が計画に及ばず多額の債務を抱えることになった。
苦しい資金事情のなか金融機関からの協力に加え、日本ベアリング(株)(法人番号:9110001025448、新潟県小千谷市)がスポンサーになることが決定し、平成28年4月に別途(株)オプト・システム(法人番号:9130001055071、同所)を設立、事業を同社に移管した。当社は保有資産の売却を進め、このほど処分が終わったことで令和6年12月に現商号に変更し、株主総会の決議を持って解散、今回の措置を選択した。
法人番号 | 4130001038972 |
業種 | 半導体検査装置製造等 |
倒産形態 | 特別清算手続開始決定 |
所在地 | 京都府京田辺市三山木野神100 |
設立 | 昭和55年11月 |
創業 | 昭和51年6月 |
従業員 | 107名 |
代表者 | 代表清算人 大竹政則 |
資本金 | 8,350万円 |
負債総額 | 21億7,352万円(6/12) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2014年10月06日
特別情報とは
「倒産してからでは遅い」という声をよく聞きます。
たしかに与信管理や審査では事前の兆候について社内外からの幅広い情報収集は不可欠ですが、現実にはなかなか容易ではありません。

実は小社の「特別情報」は、独自の取材ルートと確かな実績で長年にわたり金融機関・総合商社をはじめとする審査のプロたちから一目置かれています。
審査マンの心強いパートナーとして、「特別情報」のご活用をお勧めします。
詳しくはお気軽にお問合せください。