マレリホールディングス(株)|埼玉県さいたま市北区
【業種】
自動車部品製造
【倒産形態】
米国連邦破産法第11条(チャプター11)申立
【負債総額】
7,272億9,500万円(5/12期末)
特別情報東京版(R4.9.16、R7.4.10、R7.5.28)他、令和4年6月27日付本情報号外他で既報。6月11日(日本時間)、主要子会社とともに米国デラウェア州連邦破産裁判所へ日本の民事再生法にあたる連邦破産法第11条(チャプター11)を申し立てた。負債総額は7,272億9,500万円(令和5年12月期末時点)。
平成28年10月設立。マレリ(株)(旧商号・カルソニックカンセイ(株)、法人番号:8030001014831、自動車部品製造、同所、特別情報東京版(R3.2.8、R4.2.22、R6.1.24、R6.9.5、R7.1.28)、東京本部月例情報会(R3.12.16、R6.8.27、R7.2.18)他で既報)を中核とするマレリグループの持株会社として経営戦略の立案や金融機関との窓口として機能していた。
平成29年3月に日産自動車(株)(法人番号:9020001031109、東証プライム上場)の連結子会社であった元東証1部上場のカルソニックカンセイ(株)(令和元年10月マレリ(株)に変更)を、米投資ファンドKKRの傘下である当社が買収。その後もイタリアの大手自動車部品メーカーのマニエッティ・マレリと経営統合し事業規模を拡大してきた。
しかし、その後の経営不振により、令和4年3月に当社のほかマレリ(株)を含む子会社4社が事業再生ADR手続きを申し立てる事態となったが、成立に必要な全債権者からの同意は得られず、当社は法的整理による事業再生へ移行。同年6月24日東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、8月9日に同地裁の再生計画認可決定確定を受け、民事再生手続は終結となり経営再建の最中であった。
再生計画に沿って再建を進めてきたが、主力先の日産自動車や欧州ステランティスなどの自動車メーカーの経営不振などを受けて、令和6年12月に予定されていた借入金の返済は滞り、繰り返し返済猶予を受ける状況が続くなか、株主やメインバンク等国内の金融機関等による再生案について協議していたが、外資系ファンド等の債権者との合意を取り付けることは難航し動向に注目が集まっていたが、再度の再建を目指すこととなり今回の措置に至った。
法人番号 | 7010001178910 |
業種 | 自動車部品製造 |
倒産形態 | 米国連邦破産法第11条(チャプター11)申立 |
所在地 | 埼玉県さいたま市北区宮原町2-19-4 |
設立 | 平成28年10月 |
代表者 | デイヴィッド・ジョン・スランプ |
資本金 | 1億円 |
負債総額 | 7,272億9,500万円(5/12期末) |
特別情報掲載
特別情報本文に掲載された日付です。
2025年4月10日
2025年5月28日
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