総合企業情報誌(東経情報)の取材概要
総合企業情報誌は、企業の決済不調などの事実を速やかに報告することを第一としています。
総合企業情報誌と注目企業の最新情報との大きな相違点は、注目企業の最新情報がその時点での企業の経営状態が変化した生きた情報であるのに対して、総合企業情報誌は、経営破たんなどの事実に基づいた過程、原因などを明らかにしていることです。
先手を打って、逸早く取材した決済不調・破たん、債権者名簿などを会員などに報道することが重要な使命です。短時間のうちに正確な情報を取材するには高度な技術が必要で、必ず事実関係を確認して裏付けの取れた記事だけを書くことが原則となっております。誤報、事実とはかけ離れた憶測記事などは、後日トラブル、クレームの原因になることがある上、引いては会社の信用を失うことにもなります。
取材とはどういう意味か…「ある物事や事件から作品・記事などの材料を取ること」と広辞苑に載っています。あちこちを駆け回り、人に会ったり、物を調べたりして様々な情報を仕入れている活動を一般的に取材と言っています。
例えば、法的申請による倒産は自己破産、民事再生法、会社更正法など何処に行って、誰に会えばうまく取材が出来るか、何処へ行けば思い通りに事が運ぶか、闇雲にすっ飛んで行っても効果的な取材は出来ません。
短時間で正確・確実な取材をするため、まずは事前に的確な調査をしたり、資料やデータを収集する事が第一歩となるのです。
取材の基本は、「現場」から始まる。実際に倒産した会社の現場に必ず訪問し直接、代表者や責任者などに会って決済不調・破たんの経緯などを取材する。取材のため用意した質問以外に何かを機敏に感じたり、相手の話す言葉の背景が考えられるようになれば、取材術もかなり身についてきたといえる。
一種の余裕とでもいうか、それだけ状況を分析する判断と観察する能力が備わってきたということです。型どおりの応答や常識的な結論しか引き出せない取材には、臨機応変の取材は難しい。さりげないふうを装っていても、どこかに緊張の糸を張り詰め期待以上の情報や迫力のある事実を捉えるよう迫り、会員読者が内容に引き込まれるような興味深い工夫が要求されます。 |