2019年2月6日 公開

(株)マルシヨウ｜大阪府箕面市

【業種】 紳士・婦人服・雑貨販売
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 25億円内外

東経繊維情報（H27.3.25）、特別情報大阪版（H30.6.19）にて既報。2月4日、大阪地裁に民事再生手続開始を申し立て、同日監督命令を受けた。申立代理人は増田 勝久弁護士（増田・飯田法律事務所、大阪市北区西天満4-4-18 梅ヶ枝中央ビル6階、TEL 06-6361-1182）。監督委員には阪口 彰洋弁護士（弁護士法人淀屋橋・山上合同、大阪市中央区北浜3-6-13 日土地淀屋橋ビル、TEL 06-6202-3355）が選任されている。負債総額は25億円内外の模様。

紳士・婦人用品、特にファッション雑貨を主体とした店舗を展開。既製品以外に自社企画製品にも注力し、京阪神地区のショッピングモールやファッションビルにて積極的な店舗展開をして、ピーク時の平成5年2月期には185億円内外の売上高を確保していた。しかし、積極的な店舗展開による費用負担は重く有利子負債が膨張。更にその後の長期的な消費低迷の影響で業績が下落。金融機関からの一部金融債務の免除をはじめ不採算店舗の閉鎖や社有不動産の売却を進め金融負担の軽減に努めたが資金繰りは改善せず、平成30年2月期の売上高は7億円台にまで低下。ここへきて一部金融債権者との交渉も不調に終わり、ついに支えきれず今回の事態となった。

なお、債権者説明会は2月7日午後2時より箕面文化・交流センター5階会議室（大阪府箕面市箕面6-3-1）で開催予定。