2019年1月31日 公開

(株)ウィズ・ワン｜東京都港区

【業種】 住宅建築・広告企画
【倒産形態】 民事再生手続開始申立
【負債総額】 26億円内外

特別情報東京版（H30.10.17）で既報。1月30日に東京地裁へ民事再生手続開始を申し立て、同日弁済禁止等の保全処分を受けた。申立代理人は宮原 一東弁護士（※一般債権者（東京）担当、桜通り法律事務所、東京都中央区日本橋茅場町2-3-6 宗和ビル7階、TEL 03-6661-6553）他2名、吉田 勉弁護士（リース債権および一般債権（東京以外）担当、吉田・渡邉法律事務所、東京都千代田区九段北1-3-4 九段清新ビル3階、TEL 03-5275-7455）、今井 丈雄弁護士（今井法律事務所、千葉市中央区新宿2-2-9 ひぐらしビル201、TEL 043-241-8509）。監督委員には澤野 正明弁護士（シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビル、TEL 03-6212-5500）が選任されている。負債総額は債権者200名内外に対し26億円内外（精査中）。

平成16年5月設立の建築工事業者で、注文住宅の設計企画・施工、店舗や事務所のインテリア・デザイン企画などを手掛け、平成29年3月期には近年ピークとなる32億6,100万円内外の売上高を計上した。しかし、平成30年3月期は完工件数の減少で28億2,400万円内外に減収。ここ数年は黒字決算であったものの、平成30年8月には徳島銀行が債権譲渡登記を設定（平成30年10月抹消）し、先行きが注目されていた中、資金繰りが追いつかず今回の事態に至った。

スポンサーは探索中だが、具体的に関心を寄せている先はあるとのことで、従業員は継続雇用し工事を完成させる予定。なお、2月1日午後3時30分からＴＫＰ渋谷カンファレンスセンター ホール4Ａ（東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷東宝ビル、TEL 03-5778-2700）にて債権者説明会を開催する。